2007年12月31日月曜日

ハンドメイド レザー 長財布(途中経過)

カービング、打刻、デコレーションカット等、終えたところ。
今年はここまで。。。


2007年12月26日水曜日

ハンドメイド レザー 長財布を作成中

折り財布のほうを作ろうと思って図案デザインまでしてましたが、ふと街中を見ると、長財布をジーンズのポケットに挿してる人がやたらと目につく。。。もしかして長財布、流行ってるのか??と思い(前から??)長財布を作ることに変更しました。


(図案はシェリダンスタイル
 ベースパターン(by Chan J. Geer)+オリジナル)

確かに、ジーンズに挿すなら、長財布にウォレットチェーンとか付けた感じの方がカッコ良さげかもしれません。

材料のこと

−サドルレザーのこと−

サドルレザー(ピットなめし、グレージング加工等無し)を仕入れました。大きさ比較の為に奥にファブリーズを置いてみましたが、こうして見ると広い、デカイ。。。



普段、自分達が接する革は、「なめし」という処理をはじめ、いろんな処理が施されて、先ずは「皮」→「革」に化けて、さらに適宜切断されて製品に加工されているから、それらを手にとっても、それから直接、牛を連想することは少ない、というかむしろ難しいことかもしれないけど、こうして見ると、やっぱり元は牛なんだろうなぁ。。。と思います。

そして、あまりここで言うべき事ではないかもしれないですが、これは間違いなく人間に殺され、皮を剥がされたものという現実が裏にあることを同時に感じます。少なくとも、皮のみを剥ぐ為に牛は殺されないと聞いたことはあります。おそらく、肉は食用、その他の部位、骨は他原料へと無駄無く使われていることと思います。でも、結局は人間の都合で大量に、一方的に殺されているという事実があります。ファミレスとかで簡単に出てくるステーキに見慣れているとそう感じることは滅多にないことかもしれないけど、間接的にせよ、人間は食べる為に牛を殺します。そして、殺した以上はどんな経路であれ、その命の代償を引き継ぐ責任があるような気がする。
だから食べる前には、魂や命を引き継ぐ意味で、せめて感謝して「頂きます。」とか言わなければいけないんだろうな。。。

ネイティブ・アメリカンによくありがちな、魂がこもっているとか、獣魂に感謝、崇拝したりするのも、そういった精神からきているのかもしれない。。。

革も無駄無く大切に使わないと。。。と思うものです。。。


−スーベルカッターのこと−

カービング用のカッターを新しく購入しました。前から欲しかったんですけど。
上が、今迄使っていたもの。
下が、今回購入したシェリダンスタイル用に胴体が細く、回転も滑らかなベアリング入りのプロ用ナイフ。

上の今迄使っていたものも、刃は細部用で切れ味も良く、むしろ下のプロ用ナイフより切り口が鋭い感じでした。ただ持ちやすさや使い易さはそれなりにプロ用の方が良さそうな感じがします。一長一短あるので、使い分けていければいいなと。