2007年7月11日水曜日

2#.床面の処理〜縫い


-床面、フチの処理-
床面(革の裏面)に、トコノールを塗って、ガラス板やビン底でグリグリと馴らします。
革のヘリ(側面)にもトコノールを塗って、ヘリ磨きで磨いて滑らかにしておきます。


-2-1.縫い-1-
床革という薄めの革にファスナーをつけて、
床処理をしたものと、本体(サドル革)を縫い合わせます。

小銭入れにしたときに、底になる部分が、キレイに折り曲がるように、革包丁で、裏側に溝を入れておきます。





-2-2.縫い-2-
革を縫い合わせていきます。
針は2本使い、ひと縫い毎に両手でピシッと引き締めて縫い合わせていきます。
針を手前に通すか、奥に通す様にするかで縫い目を揃えてあると、縫い目が波線の様にそろっていてキレイに見えます。

この作業は慣れるとそんな大変な事では無いし、TVでも見ながらできるし、何気に楽しい。

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