2007年7月12日木曜日

1#.制作概要


表の牛革は、予め表面が黒で染色済みの革を買ってきて裁断しました。

内側は、床革を裁断して、ローパスバチックという染料の黒で染め、
部品を組み合わせるように、1パーツづつ縫い合わせて組み立てていくカンジです。


-裏面-

差し柄の部分は、先端が入り易いように、厚みに対し、斜めに刃を入れて、漉いておいてから先端のヘリを磨くと、なんとか滑らかな先端になりました。

-表面-

差し柄を縫い付けてあります。縫い付け部分を、四角にスラッシュ(/)の形で統一しておくことで、デザイン的にも全体に統一感が出たかなぁ?、と思います。

-内側-

こう見えて、裏では縫ってあるところが結構あります。

カードを入れるところ、小銭を入れるところは、最初は革がキュンキュンにテンパってるので、内側の革を適度に湿らせて、カードを数枚入れておくと、(小銭を入れるところは、布か何か)多少、革が伸びて、丁度良い形がついてきました。

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